ミューズ式、水張りミニパネルの作り方【ミューズ】
- aobagaso
- 8月26日
- 読了時間: 7分
更新日:13 時間前

■株式会社ミューズ

株式会社 ミューズ
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東京に本社を置く画材・紙製品メーカー・ミューズ。 高品質な画用紙やスケッチブックを製造、販売しており、学生からプロのアーティストまで幅広く支持されています。 特に「ワトソン」「ホワイトワトソン」は、水彩ユーザーであれば、一度は使ったことのある水彩紙ではないでしょうか?
仙台画材フェス2025では、そんな紙メーカーのプロから「水張りパネル」の作り方を学ぶことができます。これからもずっと使える技術をぜひ習得しませんか?
【アート体験4】ミューズ式、水張りミニパネルの作り方

「『水張り』をやった方がいいのはわかっているけれど、やり方がよくわからない…」
そんな方も多いのではないでしょうか。
仙台画材フェスでは、水彩紙メーカー・ミューズによる水張りパネルの作り方をレクチャー。この体験で学んだ水張りの作り方は、その後も何度でも作品制作に活かせる知識になります。
完成した水彩紙の水張りパネルは、そのままご自宅で使用することができます。
また、紙を切り離せば、パネルは何度でも再利用可能です。
初めての方も、やったことはあるけど上手くできなかったという方も、この機会に一緒に水張りパネルを作ってみませんか?
【体験料】1,100円(税込)
【予約】当日席あり。(事前予約受付は10/19に終了しました) 【体験時間目安】40分
【備 考】 ■水張り体験材料 パネルサイズ:キャビネ判 水彩紙:ランプライト水彩紙 220g 水張りテープ:白 ※完成した水張りパネルはそのままお持ち帰りいただけます。 ■参加特典 ・ランプライト水彩紙 220g:キャビネサイズでの水張りに合わせてカットしたものを2枚 ・水張りテープ:あらかじめカットしたものを2回分 ※体験で作った水張りパネルとは別途で、ご自宅でもワークショップの内容を2回体験していただけるようなお土産付です。

■ ぬりえ the ジャンボリー~会場のみんなでBIGぬりえを完成させよう~

大人も子どももみんなで楽しめるビッグサイズなぬりえを仙台画材フェス2025会場を訪れたみんなで完成させよう! その場限り、一期一会の作品が完成! 描かれている生き物は70種類!ぬりえを楽しみながら、どこに何がいるのかも探してみよう♪ (参加料:無料)
■物販情報
■イベント限定品・ミューズ カラーコレクションカード(全3種)

NEW!! 出来たばかりの新お披露目アイテム! イベント限定販売「カラーコレクションカード」 ミューズの大人気水彩紙が名刺サイズにカットされてリングで綴じられているアイテム。自分だけの水彩カラーチャートを作ることができます。 リング綴じ式なので、手元でめくって使いやすく、入れ替えや差し替えも簡単♪ 例えば、水彩ブランド毎や、色相別にリングを分割して綴じてもいいですし、よく使う色や混色をまとめておくのもいいですね。 ありそうでなかった色見本づくりのスタイル。 ミューズブースで購入してから、各仙台画材フェス会場を回って色を集める、なんてのも楽しそう! 水彩絵具、水彩色鉛筆、色鉛筆などなど、カラーコレクションづくりはいかがでしょうか?
カラーコレクションカード(全3種) (ワトソン/ホワイトワトソン/ランプライト) 各770円
■イベント限定品・ミューズ レーステープ(全3種)

イベントの度に大人気の限定アイテム。 繊細なカッティングを前面に施した、まさにレースのようなデザインのレーステープ。マスキングアートなど様々なアートにご使用できます。 レーステープ(フラワー/スター/ジェム) 各660円
■ハーネミューレ水彩紙 A4パック

コットン100%を原料とした中性紙で300gの水彩紙です。 荒目、中目、細目を取り揃えております。 重ね塗りやマスキング処理にも耐え、繊維の剥離や摩耗を防ぎます。 ハーネミューレ水彩紙 A4パック 300g 3枚入り 定価1,320円→1,188円

みんなで塗れるBIGサイズのぬりえ。描かれている生き物は70種類。生き物の名前が学べたり、絵探しゲームで遊べるしおり付。
レクリエーションなどにオススメ! 各仕様:ポスターぬりえ1枚(A1サイズ)、しおり1枚(絵探しゲーム付き)
定価770円
■水張りとは


「水張り」とは、厚みのある木製パネルに紙を張り込み、描画途中や完成時の紙のたわみを軽減させる為の下準備作業のことです。
水張りの方法は複数ありますが、主に以下のような流れが一般的です。
【水張りの大まかな流れ】
1.パネルサイズ+数cmぐるりの大きさに紙をカット
2.パネルを雑巾で拭いて、余計なとの粉などを除去(パネルを綺麗にする)
3.紙の裏面を水で濡らして伸ばす
4.伸びた状態の紙をパネルに乗せてシワを伸ばす(裏面がパネルにくっつくように)
5.水張りテープで紙の裾をパネルに固定する
6.乾いたら完成
【材料】
・厚みのある木製パネル
・紙
・水張りテープ
・刷毛
・水
・雑巾
など。

紙に水分を含ませて伸ばし、その状態でパネルに張りこむと、紙が乾く力を使ってピンと張っていく仕組みです。
このように水張り処理をしておくことで、描いている途中で紙がたわんできて描きづらかったり、色が意図せずたまってしまったりすることが軽減でき、作業効率が上がります。
また、作品が完成したあとにパネルから切り離した時も、紙のたわみが少ない為、スキャンや額装も綺麗にできるという利点もあります。
特に水彩紙は水含みの良い紙ですので、先に水張り加工をしておくと、よりスムーズに作品制作ができます。
■過去のワークショップの様子



■ミューズ水彩紙とは?
水彩紙とは、水彩絵具やカラーインク、水彩色鉛筆などで描いた時に、絵の具の発色を高めたり、水のコントロールをしたり、多様な水彩表現に応えることができるよう加工、製造されている紙です。
特に、水を多く使い、紙の影響を受けやすい透明水彩絵具にとって、水彩紙はとても大切なパートナーになります。
水彩紙は性質がいろいろです。同じ絵具、同じ描き方をしても、表情が変わります。
「あの作家さんはあんな風に描いていたのに、どうして自分はできないんだろう?」 「こんな風に描きたいなと思うのに、上手くいかない」 そんな経験をお持ちの場合は、もしかしたら水彩紙が自分の描き方に合っていないという可能性もあります。
これを買えば間違いのない1番良い水彩紙、というものは無いように思います。 自分の描き方に合っているか、自分のベストパートナーかどうかが肝心です。

■ミューズベストセラー水彩紙:ワトソン

ミューズの水彩紙といえば、「ワトソン」という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。数多くある水彩紙の中でも、一段と認知度の高いワトソン水彩紙は、ミューズさんのベストセラー商品です。初めて使った水彩紙がワトソンだったという方も多いのではないでしょうか。
■後戻りができる水彩紙:ランプライト

「水彩画は、失敗したらやり直しがきかない」という点が難しく感じるところだと思います。
スケッチブックのオレンジ色の表紙が特徴的な「ランプライト」は、「後戻りができる」水彩紙です。
紙の表面が強く、水彩絵具が紙に定着するスピードを遅く設計してある為、「この色じゃなかった、色をとって違う色を塗り直したい」という場合でも対応できます。
大作や時間をかけて制作する方は特に、ランプライト水彩紙と仲良くなれると、きっと心強いパートナーになると思います。
今回の水張り体験では、こちらの日本国産高級水彩紙(コットン100%)を使用して、実際の水張り加工を体験することができます。
その他、水彩紙についてもっと詳しく知りたいという方は、 青葉画荘美術部「水彩紙の違い、選び方、見方~青葉画荘編~」もぜひ合わせてご覧ください。
■ご参加お待ちしております

作品制作作業の基礎であり、今後の為にもなる「水張りのやり方」をぜひ、紙のプロ・ミューズのブースで、一緒に体験してみませんか?





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