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連続企画「青葉画荘流 水彩紙ベストパートナーを見つけよう」





「水彩画を始める人、始めたばかりの人に、自分にぴったりの水彩紙を見つけて素敵な水彩画Lifeを送っていただきたい」

そんな想いから、青葉画荘研究部にて連続企画「青葉画荘流 水彩紙ベストパートナーを見つけよう」を開始いたします。 普段店頭でお話しているスタッフがオススメする水彩紙の内容をベースに、実際に作品を描き、体験レビュー記事として掲載していきます。 水彩絵の具で作品を描かれる場合は、ぜひ水彩紙を使っていただきたいです。

画用紙、ケント紙、コピー用紙、色画用紙、どんな紙にでも水彩絵の具で絵は描けます。 けれど、水彩紙は「水彩絵の具のパフォーマンスを引き出してくれる心強い相棒」です。じんわり色を広げたり、重ねたり、色を拭い去ったり、絵の具の持つ色の鮮やかさを支えてくれます。 「水彩紙が変われば、絵が変わる」それくらい水彩絵の具、水彩画にとって紙は大きな存在です。


ですが、そんな「相棒」は一種類ではありません。いろんな性格をした「相棒」がいます。しかも「1番」もありません。どんなふうに描きたいかなど、描き手によって相性があります。最高級水彩紙だからといって、その水彩紙が自分にとってのベストパートナーとも限りません。


では、どうやって自分に合う水彩紙を見つけたらいいでしょうか。 それは、とにかく水彩紙を試すしかありません。 試して、その水彩紙の性格を知り、自分の描き方に応えてくれるか、描きやすいか、価格帯はどうかなど試してみるしかありません。 けれど、それはなかなか難しいですよね。 青葉画荘店頭にある水彩紙だけでも20~30種類程度あります。水彩紙は決して安くはありません。合うかどうかわからない水彩紙スケッチブックを何冊も買うのは難しいと思います。 ある程度、表示から読み取れること、推測できることもありますが、試してみないと見えないことの方がほとんどです。


店頭では、メーカーを問わない青葉画荘スタッフセレクトのお試し水彩紙パックも販売しております。自分で実際にいろいろと試してみたいという場合はこちらもオススメです。 詳しくはこちら 水彩紙が欲しいとご質問・ご相談をいただいた場合、スタッフは問診のようにいくつか質問をお伺いしたり、塗り見本を見ていただいたりします。それは数ある種類の中から、少しでもお客様に合った水彩紙をご提案したいからなのですが、来店が難しかったり、時間がじっくりとれなかったりなどの場合もありますよね。 そこで青葉画荘研究部では、今まで店頭で説明していた水彩紙のお話を基準に、ホームページにて画材店スタッフの視点からオススメの水彩紙体験レビューを掲載することにいたしました。 実際に作品を描いてみての感想、マスキング耐性、乾きのスピード、洗い出し、にじみぼかしなど、なるべく同じ条件化で他の水彩紙と比較できるようにします。 ゆっくりと、水彩紙のベストパートナー選びの参考にしていただければ幸いです。 自分に合う水彩紙が見つかれば、もっと水彩画が楽しくなる。 そのお手伝いが少しでもできればと思っております。


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