【活動報告】水彩色鉛筆を使ってみよう

更新日:9月24日



※下記Blogは、過去に開催した青葉画荘美術部 2016.11.5「大人のぬりえ~水彩色鉛筆~」、2018.8.18「大人のぬりえ~水彩色鉛筆~」、2019.1.26「水彩色鉛筆~ダーウェント インクテンスペンシルを使ってみよう~」を元に記事に起こしたものです。

【目次】 1. 水彩色鉛筆とは? 2. 水彩色鉛筆の使い方 3. 水彩色鉛筆の混色の仕方 4. 水彩色鉛筆にオススメの周辺画材 5. 乾くと耐水性になる特徴を持つダーウェントインクテンスペンシル 6. まとめ



【1. 水彩色鉛筆とは?】

子どものころから慣れ親しんでいる方も多い画材の一つ「色鉛筆」は、主に3種類に分類されます。 その中の種類の一つ・水彩色鉛筆とは、そのまま描けば色鉛筆のタッチですが、塗った後に水を含ませた筆などでなぞると色が溶けだし、水彩画のような表現もできるという色鉛筆です。


他の色鉛筆の種類は、下記の通りです。 油性色鉛筆…一般的な色鉛筆。発色がよくなめらか。繊細な描きこみにも適しています。 パステル色鉛筆…最もパウダリーな色鉛筆。ふんわりとした表現が可能。そのままでは粉が落ちてしまうので、別途定着液(フィキサチーフ)で作品を定着する必要があります。 詳しくは、 

色鉛筆の種類について をご覧ください。


他の色鉛筆とを見分けるポイントは、 軸の部分に「筆マーク」が入っているものは水彩色鉛筆です。 もしかしたら筆マークの入っていないものもあるかもしれませんが、当店で在庫している水彩色鉛筆にはこのマークが入っています。




【2. 水彩色鉛筆の使い方】




・色鉛筆のタッチのまま描く ・水で溶かして水彩画風に塗る ・溶かして色を塗り重ねる ・溶かした色が乾かないうちにティッシュで色をぬぐい取る(リフティング) ・溶かした色が乾かないうちに別の色で描き足す(じんわり色がにじむ) ・色鉛筆の先を細かく削って粉上にして、それを紙にこすりつけてぼかす。消しゴムで消えるので、イレージングの表現もできます ・細かいタッチを重ねるハッチング

などがあります。


水彩色鉛筆だけで、水彩絵具と色鉛筆のタッチを合わせたような表現ができます。





【3. 水彩色鉛筆の混色の仕方】




水彩色鉛筆で混色する場合は、 色を塗る→色を溶かす→重ねる→ハッチングをする、という風に色を重ねていくと深みが増します。 黄緑色を溶かしてベースを塗り、赤を重ねて溶かし、青を重ねて溶かした上に、さらに色鉛筆のタッチを重ねる。 もちろん、重ねた二色を一気に溶かす、という方法でも混色は可能です。油性色鉛筆よりも混色による色幅が出るのも魅力ですね。


【4. 水彩色鉛筆にオススメの周辺画材】


水筆



水で色を溶かしたり、描いたりする水彩色鉛筆には、「水筆(みずふで)」があると便利です。 水筆は、筆先とスポイトが連結したような形をしています。後ろのスポイト部分に水を入れて筆先と連結させて、押しだすように水を筆先に伝わらせて使用します。 筆先を洗いたいときも、同じように水をしたたらせて、ティッシュなどで拭き取るだけです。 各メーカーからいろいろな形状のものがでていますので、1本持っていると便利です。

画材販売.jp「水筆」 のお取り扱いはこちら

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紙については、色を水に溶かすのであれば水彩紙がオススメです。 発色重視であれば、アヴァロン水彩紙など。凹凸が少ない紙でドライタッチと合わせて使用するのであれば、Be art Paperなど。 過去の美術部では、シリウス水彩紙やアルビレオ水彩紙を使用しました。

【5. 乾くと耐水性になる特徴を持つダーウェントインクテンスペンシル】





水彩色鉛筆の多数のブランドの中で、特筆すべき特徴を持っている水彩色鉛筆が、ダーウェント インクテンスペンシルです。 このブランドは、水で溶かしだしたあと、乾くと耐水性になるという特徴があります。 その為、乾いてから他の色を重ねれば下の色と混ざって濁るということがなく、発色の良いまま、色を重ねていくことができます。



●ダルマの塗り方 Ⅰ. ベースとなる赤をドライのまま塗ります。この時点でも色濃く発色しています。 Ⅱ. Iで塗った部分を水を含ませた筆でなぞって色を溶かしだし、水彩絵具で塗ったようなタッチにします。 Ⅲ. Ⅱが乾いたら、紫色を重ねて塗り、その上からまた水を含ませた筆でなぞり、紫色を溶かしだします。 Ⅳ. 乾いた状態のⅢの上から、更に赤を重ねて溶かし、最後に黄色を入れて完成です。


この状態から更に、色鉛筆のハッチングを重ねると、より重厚感のある色合いになります。 画材販売.jpでのダーウェント インクテンスペンシルのお取り扱いはこちら




【6. まとめ】


色鉛筆のタッチと水彩画のタッチとを両方できるのが魅力の水彩色鉛筆。

ぜひ、お試しください。 画材販売.jpでの水彩色鉛筆のお取り扱いはこちら 2022.9.3(土)青葉画荘美術部「ダーウェント インクテンス水彩色鉛筆を使ってみよう」についてはこちら